4月9日のヤフーニュースで “がんを完治させる力はほぼなく、毒性で死に至る…そんな抗がん剤が「標準治療」となっている理由” というテーマの記事が掲載されています。京都大学名誉教授の和田洋巳医師の著書『がん劇的寛解』(角川新書)の一部を再編集したものです。

がんは日本人の死因の第一位で他人事ではありませんので、一読されてがん治療の実態に関する知識を持たれることをお勧めします。

日本が国の医学として認めている現代医学は、本来は患者さんの症状を一時的に緩和する救急医療であり、その手法では救急時を除いて国民の健康を回復・維持・増進することは出来ません。にも拘わらず慢性疾患まで一時的に症状を緩和しようとして薬の副作用で病の回復力を低下させ、元々の症状が治らないばかりか他の病を併発するという悪循環に陥っています。

この実状は実際に臨床に携わっている医師が一番知っている筈ですが、それでも事態が改善される気配が見られない理由がこの報道から窺えると思います。ただし医師の立場なので医師を最大限に擁護する発言になっています。実際は標準治療を行っていれば健康保険制度に守られてやって行けるので、あえて自らの首を絞めることはやらないということです。その土壌に製薬会社が音頭を取るワクチンビジネスと抗がん剤ビジネスという国民の体を犠牲にして成り立っている巨大なビジネスがすくすくと育つことになっております。

国民は賢くならなければなりません。新型コロナウィルスは発病しても解熱剤さえ飲まなければ発熱の力で自然に治り、抗体も出来ます。

がんは伝染病ではないので、取り除けば治るというものではありません。まず成すべきことはがんを発生させている生活環境要因を改善することです。最大限それを行って後は天に任せるのが結局寿命は一番長くなりますし、亡くなるにしても苦痛の少ない死を迎えることが出来るでしょう。抗癌剤によってがん細胞だけでなく正常細胞も犯されるため免疫力は一気に低下し、抗がん剤投与による耐え難い苦痛に見舞われながら、寿命を縮めることになります。